ちゃいきの病気日記

いろんな病気とおつきあいしています🎵

双極性障害とのおつきあい⑥

前回の双極性障害睡眠障害についての補足です。

 

うつ状態の時、睡眠障害

私には過眠という形で現れると書きました。

 

日常生活に支障がでます。

仕事も家事も何もかもできません。

冬眠のクマのように、ただ、ひたすら

ベッドにいるだけです。

 

我慢したらなんとかなる、そういう精神論のレベルでは

ないのです。

意識がはっきりしない程です。

 

そういう日が2~3日続き、

ポッカリ、水面に上昇して息継ぎをするように

目覚めます。

 

そうして、ああ、また

冬眠か、仕事も休んでしまって迷惑をかけた、

生活も苦しくなる、

色々グルグル考え始めて、ズシンと落ち込みます。

 

動きにくい、ぎこちない体(長時間、うごかしていないため)を

ひきずって、日常に戻ります。

 

ハイテンションの時は、

掃除で磨き上げるので、家はピカピカです。

私は人の迷惑になるべくならないよう、家を掃除することにしています。

そして趣味のパソコンです。

 

本当はエネルギーが有り余っているので、いろんなことがしたい。

でも、そうすると必ず、

人様の迷惑になるから。

 

双極性障害の人は自分のハイテンションのときが、

本当の自分だと信じてしまいます。

動けない時、ウツの時だけが病気なのだと思ってしまいます。

 

でも、繰り返し、治療を受けていると

そうではないのだということを悟る瞬間が来ます。

 

ショックですし、認めたくありません。

 

でも、私もハイテンションのときは電話をかけまくったり、

服を買い漁ったりしました。

そして、周囲の人に迷惑をかけてしまいました。

 

私がハイテンションを自覚するきっかけになったのは、

自分の買った数多の衣類やアクセサリー。

誰がこんなの身に着けるの???

というようなド派手な色やデザイン。

どうして、私はこんなものを買ってしまったんだろう・・・

よく覚えていない・・・

当然、それらの服に袖を通すことは一度もなく。

電話代の請求書に驚き。

気づけば、預金も底をついていました。

 

私は自分のハイテンションが心底、恐ろしいので、

前回、書いたように、

睡眠時間の長さを一つの目安として、

自分の状態を把握するようにしています。

 

そして買い物をするときは、一緒に住んでいる娘に聞いてから、

自分の判断ではやらないというルールを設けています。