過敏性腸症候群とのおつきあい③~FODMAP、食事療法~
前回の、過敏性腸症候群とのおつきあい②で
FODMAPについて書きました。
ただ単に私は効果がありました!とだけ
書いたので、もう少しわかりやすく。
調べると、難しいことが書いてあります。
ものすごく簡潔にまとめてしまうと、
「発酵性糖類」を食べ過ぎないでね、
ということなのでしょうか。
腸内細菌が発酵性糖類、略してFODMAPを
栄養源として活動しています。
その活動の過程でFODMAPは発酵して
多量のガスを発生させます。
➡腹部膨満感
未消化のFODMAPは腸の粘膜に影響を与える
➡下痢、もしくは便秘
というメカニズムのようです。
FODMAPはこの発酵性糖類の摂取を避けて
お腹が落ち着いたころあいを見計らって、
少しづつ、また発酵性糖類を摂取してみます。
コレを食べたら、お腹が張るとか、下痢したとかあれば
その食品は残念ながらその方のお腹にあっていない、
ということがわかる仕組みです。
FODMAPには次の4種類があるそうです。
1、オリゴ糖Oligosaccharides:玉ねぎ、にんにく、小麦、豆類など
2、二糖類Disaccharides:牛乳、乳製品など
3、単糖類Monosaccharides:はちみつ、りんご、梨、さくらんぼなど
4、ポリオール/糖アルコールPolyols:きのこ、桃、人工甘味料など
頭文字をつなげて、FODMAP。
※頭文字の「F」は Fermentable(発酵)からくる。
AはAnd
長くなってきたので、また次回にアップします。